サッポロ堂書店は、 店主が3年間の修行を経て、1981年8月8日、札幌駅北口北大通りで開店した古書店です。
開店当初から、古書目録での商売をしようと決意し、26頁の創刊号から2019年1月に発行した42号まで目録販売を続けました。
目録販売は42号で終了しました。店主のこだわりの目録は個性的なものとなり、将来にわたり書誌的に残るような造りを目指してきました。
おかげさまで、全国に長いお付き合いをしていただいたお客様に支えられ2021年に40周年を迎えます。
開店当初は目の前の売上のために「何でも屋さん」でした。しかし、将来的に生き残るために「北海道・環オホーツク文献(特にシベリアの露語)、北方関係」に特化した専門店となり、国内外におけるそれらの分野の研究者の方々との交流もありました。
出版や販売元も手掛け、40冊くらいの本を世に送り出しました。今はほとんどが絶版となっています。
古書店が切り拓く豊かな未来を信じて、これまで通り、そしてこの先もずっと、「チャレンジ精神を持続して」進んでいこうと思います。